これは, RIOデータベース 内のセラミックカラーデータベース(CCDB:陶磁器釉薬データベース)の概要ページです。

English version is here.

RIO-DB ホームページへ行く


  1. 概要
     産業技術総合研究所サステナブルマテリアル研究部門(中部センター)には、 国立陶磁器試験 所(大正8年設立、昭和27年新設された名古屋工業技術試験所に統合[平成5年名古屋 工業技術研究所と所名変更]、平成13年組織再編により独立行政法人産業技術総合研 究所)以来80年以上の陶磁器研究において蓄積された数十万点の釉薬(ゆうやく)テ ストピースが保管されています。本データベースでは、これらの膨大なテストピース の中から重要性の高いものを選んで、テストピースの外観の画像と調合割合、焼成条 件などを提供します。現在、逐次データを増やしており最終的には50000件程度のデ ータを準備する予定です。本データベースで紹介する主な釉薬は、日本及び中国の伝 統的釉薬と結晶釉です。釉薬の種類の詳細については「釉名称の一覧及び簡単な解説 」を御覧下さい。

    釉薬(釉、うわぐすり)とは
    素地(きじ)中に水その他の液体を吸収浸透させないため、又は装飾のため に、陶磁器の表面に被覆されたガラス質の薄層のこと。

    現在のデータ件数:3122件

  2. 内容
    個々のテストピースについて以下のデータが提供されます。

    (1)整理番号  (2)釉名称1(伝統的名称)  (3)釉名称2(成分、原料による名 称)  (4)釉名称3(色、性状による名称)  (5)焼成温度  (6)焼成雰囲気 ( 7)色(マンセル表示)  (8)表面状態  (9)ゼーゲル式(化学組成)  (10)着色 元素  (11)コメント   (12)画像

    これらのデータ項目のうち(1)から(10)について検索を行うことができます。詳細は 「データ項目と検索方法について」を御覧下さい。釉薬テストピースの外観を写した 画像は、撮影条件やディスプレイ等の影響のために、本来の色を正確に表わさない場 合があります。均一な模様のテストピースではマンセル表示の値を参考にして下さい。

  3. 注意点
    本データベースに表示される調合、原料配合割合と焼成温度に従って釉を作成しても 同一の外観の釉が得られるとは限りません。何故なら、原料の粉砕と混合の状態、焼 成スケジュール、僅かな焼成雰囲気の違い等が釉の外観に大きく影響するためです。 また、現在と数十年前では同一名の原料でも化学組成、鉱物組成が大きく異なる場合 があります。本データベースで画像表示される釉薬を再現したい場合には、そのテス トピースに関連する多数のテストピースのデータを比較し、調合や焼成条件を色々変 えて試験する必要があります。


テストピースを見る


釉名称の一覧及び簡単な解説
データ項目と検索方法について
セラミックカラーに関連する用語
セラミックカラーデータベースの背景
釉薬テストピースの例

陶試紅 陶試辰砂

釉薬テストピースの現物は産総研 中部センター 瀬戸サイトに保管されています。ま た、瀬戸サイトには釉薬テストピース検索システムがあります。セラミックカラーデ ータベースは釉薬テストピース検索システムのデータの一部を使って作成されていま す。釉薬テストピース及び釉薬テストピース検索システムに関する問い合わせ先は以 下の通りです。

sugiyama.toyohiko@aist.go.jp