分散型熱物性データベース 計量標準総合センター 産業技術総合研究所
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分散型熱物性データベースは種々の液体、固体、高温融体に関する熱伝導率、 比熱容量、熱拡散率、密度、表面張力、蒸気圧などの熱物性値を収録しており、 無料で直ちにご利用いただけます。(開発・運営:産業技術総合研究所)

材料名(英語)・化学式検索: (例:water, H2O)
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- 最新情報 -

高温融体熱物性データ(密度、表面張力、粘性係数)の公開

リリース日:2010/4/13

収録データの概要

(独) 宇宙航空研究開発機構 石川毅彦 准教授のご協力の下、純金属の高温融体熱物性データを収録・公開いたしました。下記収録物質リストの22物質について密度、表面張力、粘性係数を収録しています。これらの物性は静電浮遊法により計測され、融点が3,000℃を超えるタングステン等の溶融物の貴重なデータを収録しています。

収録物質リスト

タングステン、チタン、ジルコニウム、ニオブ、バナジウム、コバルト、ニッケル、イットリウム、
モリブデン、 ルテニウム、ロジウム、パラジウム、ハフニウム、タンタル、レニウム、
オスミウム、イリジウム、白金、ランタン、プラセオジム、ネオジム、セリウム

計測手法の紹介

静電浮遊法(Electro Static Levitation、以下ESL)は、溶融金属の各種物性を非接触で計測可能な手法です。一般的にESLを含む無容器浮遊法は、容器と試料の反応がなく、試料汚染のを回避した計測が可能です。さらに、凝固時の過冷却状態を長時間作り出すことができるため、過冷却液体の研究に適していると言えます。ESLにおける密度計測は、浮遊状態の試料形状が真球に近いため、カメラ画像より体積を算出し、質量を体積で割る方法が採用されていれます。表面張力と粘性係数は高温融体液滴を振動させた際の周波数や振動の減衰具合から求められます。(詳しくは参考文献1をご参照ください。)

参考文献
1.T.Ishikawa, P.-F.Paradis, T.Itami, S.Yoda, "Non-contact thermophysical property measurements of refractory metals using an electrostatic levitator", Meas. Sci. Technol., 16(2005) 443-451.
2.石川毅彦, P. -F. Paradis, 正木匡彦, "静電浮遊法:これまでの成果と今後",Space Utiliz Res, 22 (2006)

参考資料
1.JAXA 石川・岡田研究室ホームページ
2.石川毅彦, "静電浮遊法を利用した高温融体の熱物性計測", 第2回 固体熱物性クラブ講演資料, 2006

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  平成21年度 固体熱物性クラブ全体会合およびデータベース・薄膜熱物性WG会合

日  時: 2010年1月26日(火) 09:30〜17:00
場  所: 秋葉原コンベンションホール 5B会議室(5F) -会場web-
参加費:無料
参加申込:E-mailにて受付(12/25受付締切)

題  目: 分散型熱物性データベースの開発(15:40-16:10)
講演者:   山下雄一郎(産総研)

DB講演内容:
 分散型熱物性データベースの今年度の活動(物性データの公開状況、閲覧 機能の紹介、検索サービスの拡張機能)と今後の活動方針について報告を行いま す。また、データベース閲覧デモンストレーション、データベース検索サー ビスの利用方法、データベースとシミュレーションの連携等も紹介予定です。

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■論文誌掲載:Journal of Chemical & Engineering Data, 2009, Vol.54 No.9

リリース日:2009/11/24

タイトル:
Function Sharing and Systematic Collaboration between a Networking Database System and Printed Media on Thermophysical Properties Data
著者:
馬場 哲也(産総研)、 山下 雄一郎、長島 昭(慶應大)

Journal of Chemical & Engineering Data, 2009, Vol.54,No.9に当データベースに関連する論文が掲載されました。同論文はW. A. Wakeham Festschrift特集号の中で公開されております。新編熱物性ハンドブックと熱物性データベースに関する有機的な連携に関する内容となっております。
論文抄録URL:http://dx.doi.org/10.1021/je9003542

ACS Publicationのe-printサービスよりフリーで論文を閲覧頂けます。
http://pubs.acs.org/articlesonrequest/AOR-8Zhn4kdMjc8tBp68az2e (要ACS ID)
(配布上限が50部ですので、ご利用できない場合がございます。その際はご容赦願います。)

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■広報誌掲載:産総研Today Vol.9 No.11 テクノ-インフラ

リリース日:2009/11/10

タイトル:分散型熱物性データベース-約3,600物質、約10,000件の熱物性データを提供中-
著者:山下雄一郎

産総研の広報誌AIST Today, Vol,9, No.11に上記タイトルで、分散型熱物性データベースが紹介されています。データベースの概要とともに、代表的なデータや閲覧ソフトウェアについての紹介記事となっています。当データベースをより深くご理解いただける内容となっておりますので、ご一読頂けると幸いです。
参考URL:http://www.aist.go.jp/aist_j/aistinfo/aist_today/vol09_11/infra/p29/p29.html

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■学会発表:第30回日本熱物性シンポジウム

リリース日:2009/11/10

タイトル:薄膜熱物性データベースの開発(1)
著者:山下雄一郎(産総研)、馬場哲也、竹歳尚之、八木貴志、岡伸人(青学大)、重里有三

第30回日本熱物性シンポジウム第2日、マイクロ・ナノスケールの熱物性とシステムデザイン -Vにて、上記タイトルの講演を行いました。薄膜の材料構造の階層性を考察し、それに基づいたデータベースのデータ構造を考案し、データベースの開発状況を報告しました。予稿の別刷り等をご希望の方は、メニューのCONTACTよりご連絡頂けると幸いです。
参考URL:http://jstp2009.naga.sd.keio.ac.jp/

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■論文誌掲載:情報知識学会誌 Vol.19 No.2

リリース日:2009/11/10

タイトル:統合システムを有する分散型熱物性データベースの展開
著者:山下雄一郎、馬場哲也

情報知識学会誌 Vol.19,No.2に当データベースに関する論文が掲載されました。同論文は2009年5月の情報知識学会第17回年次大会での発表に関する内容です。現在、日本熱物性学会熱物性データベースと当データベースは同一のプログラムで動作しており、分散型のコンセプトが徐々に現実になってきています。それらデータベースをシームレスに統合して閲覧することを目的に、閲覧ソフトウェアInetDBGVに施した拡張と新しい機能の使用方法について報告しています。同論文はJ-STAGEより無料で公開されておりますので、ご一読いただければ幸いです。
参考URL:http://dx.doi.org/10.2964/jsik.19-104

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■JJAPにてe-Therm2008特集号発刊

リリース日:2009/06/29

エレクトロニクス分野の熱設計と熱物性に関する第1回国際シンポジウム (e-Therm2008)の特集号がJapan Journal of Applied Physics(JJAP)2009年 Vol.48,No.5として発刊されました。特集号のタイトルはThermal Design and Thermophysical Property for Electronics です。Thermal Design of Electronics関連2件、New Measurement Method and Analysis of Thermophysical Properties関連5件、Material Process and Physical Properties関連7件の、合計14件の論文がオンラインジャーナルとして公開されています。
当データベースグループからは

Tetsuya Baba,"Analysis of One-dimensional Heat Diffusion after Light Pulse Heating by the Response Function Method",Jpn. J. Appl. Phys. 48 (2009) 05EB04 (9 pages)

Kenichi Kobayashi, Tetsuya Baba,"Extension of the Response Time Method and the Areal Heat Diffusion Time Method for One-Dimensional Heat Diffusion after Impulse Heating: Generalization Considering Heat Sources inside of Multilayer and General Boundary Conditions",Jpn. J. Appl. Phys. 48 (2009) 05EB05 (10 pages)
を発表しています。
Related links:Japan Journal of Applied Physics, e-Therm2008

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■TPDS-web/ful利用チュートリアル公開

リリース日:2009/03/02

TPDS-web/fullの利用チュートリアル

物質ツリーの構成、画面構成、物質データ・物性データの探し方、グラフ描画機能に関する説明とチュートリアルを公開いたしました。チュートリアル入口

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■InetDBGV ver3.0.6リリース

リリース日:2008/09/26

バージョン3.0.6の新機能

1.リファレンス検索機能

論文名、雑誌名、巻・年・ページ、著者から物性データを検索することができます。

2.複数同時接続&横断検索機能

日本熱物性学会サーバーと産総研サーバーなど、同時に複数の分散型熱物性データベースに接続することができるようになりました。
それに伴って、複数のデータベース間を横断的に検索できる機能も追加されました。

3.画像収録・公開機能

SEM/TEM画像、スペクトルイメージなど数値データでは表現しづらいデータに関してもデータを収録・公開できるようになりました。


- DB閲覧:Webブラウザから-

TPDS-web/full

 OS,ブラウザに依存しない、閲覧システムで簡易検索、データ比較等ができます。

こちらからユーザー登録をすることでより多くのデータが閲覧可能となります。

TPDS-web/light

 Internet Explorerから利用できるネットワークへの負荷が小さい軽量版TPDS-webです。AJAX/light

- DB閲覧:専用ソフトウェア-

InetDBGV

 Windows OSにインストールして使用するデータベース閲覧ソフトウェアです。Webブラウザ版と比べ、大量のデータを利用した物性探索や3Dグラフプロットなど、より高度で専門的なニーズに対応した機能を準備しています。
(要ユーザー登録)
InetDBGV

■データ更新情報

2010/03/31

公開例:
■単体溶融金属の密度、粘性係数、表面張力
新規公開データ数:64件

2010/02/18

公開例:
■溶融シリコンの熱伝導率、比熱容量
 (東北大学福山教授よりデータ提供)
■単体原子量データ
■ニッケル、銀等の熱拡散率
新規公開データ数:144件(詳細)

2009/04/13

公開物質例:
■ステンレス材、その他鋼材
■高温材料
■アルミナ、窒化アルミニウム、サファイア、シリカ、窒化チタン
新規公開データ数:700件(詳細)

2008/06/26

公開物質例:
■カルコゲン化合物(薄膜)-熱伝導率
■溶融金属-定圧比熱、エントロピー、エンタルピー
■水(液体)-比体積
新規公開データ数:105件(詳細)

2008/02/08

■水の熱伝導率標準データの1次データを追加

■基本材料(元素データ)の定圧比熱、エントロピー、エンタルピーを追加
新規収録物質: 鉄、溶融鉄、リチウム、溶融リチウム、ハフニウム(多結晶)、ヨウ素、溶融銅、溶融インジウム、クリプトン、亜鉛、鉛

■水の密度、定圧比熱、熱伝導率、粘性係数を追加
■水蒸気の比体積、密度、熱伝導率を追加
■重水の密度、重水(蒸気)の比体積を追加